椎茸と言うと多くの人が原木栽培を思い浮かべると思います。
でも我が家では菌床栽培と呼ばれている栽培法で椎茸を作っています。
従来の原木栽培では椎茸1つ1つの大きさが不揃いになりやすく、
出荷にいたるまでの作業が大変です。
その点菌床栽培では大きさや形をある程度そろえる事ができて、
おまけに比較的大型の椎茸を栽培する事が出来るのです。
我が家ではまず「菌床」を作るところから始まります。
椎茸の菌が食べる事の出来る木(主にナラの木や、ぶなの木)を
チップ状にした「オガ」を大きなミキサーの中でふすま(麦の粉)や
米ぬかと一緒に水分調整しながら混ぜ合わせ、袋に詰めます。
それを大きな蒸篭のような釜で炊き上げます。
これはオガや米ぬかについている雑菌を殺すためもあります。
ここで炊き上がったものを良く冷やし、ようやく菌をまきます。
ここまでの作業が菌床栽培で最も重要なところです。
出来ればここまでの作業中の写真を掲載したかったのですが、
残念ながら写真がありませんでした。
その後、約120日間の培養期間を経て、発生となるのです。
今年の秋には掲載したいと思っています。
ここからは毎日収穫に追われる毎日です。
約6ヶ月間毎日2回の収穫となります。
このときに大変なのが「キノコバエ」と言う虫の発生です。
彼らは一週間のサイクルで世代交代を果たすのでその繁殖力は強大です。
そこで電撃殺虫機や、蝿取りリボンなどを駆使してハエの増加を遅らせます。
こうして被害に合わずに成長したものが出荷され消費者さんのところに届きます。
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